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hirobo0303

Author:hirobo0303
ひろ坊です。
東京で単身赴任中の関西系のおっちゃんです。

知合い女性への癒しマッサージをしてあげたのをきっかけに、女性のための性感マッサージで悦びを提供するに至ったお話を綴ろうと思います。

暇つぶしにでも、お付き合い下されば幸いです。
よろしくお願いいたします。


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ゆりちゃん。
40代。中部地方から出張で東京にいらした方でした。

都内のとある駅で待ち合わせ。
ぼくは、ちゃんと満足していただけるのか???
気になって、気になって、もう緊張のピークで、正直言って、逃げ出そうか。。。。
なんて事を考えていました。

その時、視界の中に、ちょっと細身で、すらりとした「できる女」的なビジネスレディが入ってきました。
白いブラウスに濃紺のスカートスーツをビシっと着こなして。

そう、これが、ぼくの聞いていた「ゆりちゃん」の服装です。

改札口の片隅にたたずみ、携帯をちらりと見ては周りを見渡す。
その女性は、その動作を繰り返していました。
待ち合わせである事は間違いない。服装も合ってるし。
その女性以外にスーツの女性はいないし。
あと2分で待ち合わせの時刻だし。

ぼくは、意を決して、その女性に歩み寄りました。
彼女はぼくに気付き、目が合った時 「もしかして?」と言う感じの表情になりました。

「こんばんは。」「失礼ですが、ゆりさんですか?」「私は、ひろです。」

「あっ。こんばんは。」と、ゆりちゃんはちょっとはにかんだ感じの笑顔で。
何と眩しい笑顔なんだ。。。

いかん。いかん。ゆりちゃんがお客様。
と、自分に言い聞かせ、さて、癒しの時間の提供をと思ったぼくの口から、

「ご飯は済んでますか?」

しまった!
何を聞いているんだ!
今日は、マッサージに来たんじゃないか!
と、舞い上がってる自分にびっくりしてると、
「えっ?」と、こちらもびっくりした顔のゆりちゃん。

そりゃそうですよね。。。
「すみません。間違えました。」
と、言おうとした瞬間、
「実は、お腹好いてるんです。」

あら。じゃぁもう、成り行きに任せよう。
ぼくの緊張もほぐれるかもしれないし。
(って、癒して差し上げる立場なのに。ねぇ。)

「じゃぁ、軽く行きましょう。」 「何がお好きですか?」

で、さすが女性ですね。出張先でのプチグルメ調査済。
「あの。。。●▲ってお店、ご存知ですか?」
「小龍包が美味しいらしいんです。」

はい。決まり。
そのお店に一直線。

お店の片隅の二人席に陣取り、
ビールと小龍包。

まぁ、初対面で、この後の展開が明確に設定されていて、
本当は今頃は、その設定に乗ってモミモミのはずが、何故だか、小龍包。
と言う状況で、会話が弾むわけはなく。

でも、その少ない会話の中で、知った事は、
ゆりちゃんは中部地方の会社の営業課長さん。(やるやんけ!)
今日は東京に色々と売込みに来て。。。(頑張れ!)

ちょっと前から性感マッサージが気になっていて、
でも、地元じゃさすがに行き辛いし、
東京で一人の夜はヒマだし、寂しいし。。。
と、言う事で、思い切ってお願いしてみました。
との事。

って、ゆりちゃんも初めて???

あーーー。初めて同士でどうなるんだろう?

何て事を考えている内に、ご飯も済んで、
時間も遅くなるんで出ましょうと言う事で立ち上がると、
ゆりちゃんが、素早く伝票を手に取りお支払い。

しまった。。。やられた。
流石、敏腕営業課長。

申し訳ないな。。。と、思いながらも、
まぁ、今日は立場上、これで良しとするしかないか。
と、自分に言い聞かせて、お店を出ました。

「すみません。そんなつもりじゃなかったんですが。」
「今日は、甘えます。ご馳走様でした。」

「いいえ。独りで食べるよりずっと美味しかったですし。」
「ご飯につき合わせちゃって、すみません。」
と、あの眩しい笑顔。。。

ぼくは、意を決してゆりちゃんの手を取りました。
ゆりちゃんの手は柔らかくて、でも冷たい手でした。
「私の手、冷たいでしょ?」
「うん。でも、手の冷たい人って。。。」
軽く手をつないで歩きましたが、会話はこれだけ。

5分ほど歩くと、ゆりちゃんの泊まっているホテル。
二人はそのホテルに消えました。


今日はここまでです。
全くアダルトじゃなくて、期待外れでしたか?
ゴメンなさい。

でも、実はこの出来事が、
今後のぼくの性感マッサージスタイルを築く
大きな一歩になった出来事だったので、
敢えて、ダラダラと書きました。

ご了承くださーい。

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